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民主党の野田佳彦広報委員長は22日、9月8日告示の民主党代表選への出馬を断念した。野田氏は「無投票は望ましくない」と出馬に向け、調整を続けてきたが、野田グループ内でも慎重論が強く、出馬に必要な20人以上の推薦人確保が難しいと判断した。このため、代表選は小沢代表の無投票3選が確実な情勢になった。
党内は執行部やベテランを中心に「小沢氏のもとで結束して政権交代を果たすべきだ」との空気が大勢。無投票3選により、小沢代表で次の総選挙を戦う体制が確定する。
野田氏は22日午前、東京都内で開かれた野田グループ「花斉会(かせいかい)」の緊急幹事会後、「総合的に判断して戦う状況にない。小沢代表の胸を借りて、日本のあるべき姿を語りたかったが、現実を受け入れた。残念だ」と記者団に述べ、出馬断念を正式に表明した。
野田氏は代表選について、「本当の二大政党なら政策論争をしないと意味がない」と主張。党運営などで小沢氏への「白紙委任」を避ける狙いから、「代表選は実施すべきだ」と強調してきた。19日には出馬の意向を野田グループのメンバーらに伝えた。
しかし、党内では鳩山由紀夫幹事長や菅直人代表代行、輿石東参院議員会長ら幹部や各グループが相次いで小沢氏支持を表明。9月中旬召集予定の臨時国会が解散含みになるにつれ、「総選挙の準備に集中すべきだ」との声が強まっていた。
野田グループ内でも馬淵澄夫衆院議員らが出馬を強く求めたが、有力幹部の松本剛明前政調会長らが強硬に反対。出馬に必要な推薦人も、選挙基盤の弱い1年生議員を外す方針のため、他グループの協力が不可欠だったが、02年の代表選で共闘した前原誠司副代表を中心とする「凌雲会(りょううんかい)」も「野田グループがまとまらない限り支援は難しい」としていた。
野田氏と同様、出馬を検討してきた枝野幸男元政調会長も22日、記者団に「まったくの白紙。前向きの白紙ではない」と語り、事実上の不出馬を表明した。
http://www.asahi.com/politics/update/0822/TKY200808220064.html
党内は執行部やベテランを中心に「小沢氏のもとで結束して政権交代を果たすべきだ」との空気が大勢。無投票3選により、小沢代表で次の総選挙を戦う体制が確定する。
野田氏は22日午前、東京都内で開かれた野田グループ「花斉会(かせいかい)」の緊急幹事会後、「総合的に判断して戦う状況にない。小沢代表の胸を借りて、日本のあるべき姿を語りたかったが、現実を受け入れた。残念だ」と記者団に述べ、出馬断念を正式に表明した。
野田氏は代表選について、「本当の二大政党なら政策論争をしないと意味がない」と主張。党運営などで小沢氏への「白紙委任」を避ける狙いから、「代表選は実施すべきだ」と強調してきた。19日には出馬の意向を野田グループのメンバーらに伝えた。
しかし、党内では鳩山由紀夫幹事長や菅直人代表代行、輿石東参院議員会長ら幹部や各グループが相次いで小沢氏支持を表明。9月中旬召集予定の臨時国会が解散含みになるにつれ、「総選挙の準備に集中すべきだ」との声が強まっていた。
野田グループ内でも馬淵澄夫衆院議員らが出馬を強く求めたが、有力幹部の松本剛明前政調会長らが強硬に反対。出馬に必要な推薦人も、選挙基盤の弱い1年生議員を外す方針のため、他グループの協力が不可欠だったが、02年の代表選で共闘した前原誠司副代表を中心とする「凌雲会(りょううんかい)」も「野田グループがまとまらない限り支援は難しい」としていた。
野田氏と同様、出馬を検討してきた枝野幸男元政調会長も22日、記者団に「まったくの白紙。前向きの白紙ではない」と語り、事実上の不出馬を表明した。
http://www.asahi.com/politics/update/0822/TKY200808220064.html
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