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民主党の小沢代表は9日、東京都内の衆院選公認内定者の事務所を回った。代表3選を決めた前日の記者会見で表明した全国遊説の第一弾。事前連絡なしで訪問する「抜き打ち視察」で各陣営を引き締める作戦だ。この日、小沢氏は鳩山由紀夫幹事長にも「抜き打ち視察」を指示した。
「何やってんだ。新顔なんだから、まず顔を分かってもらわないと。事務所なんかにいないで街を歩いて、知ってもらうようにしろ」
東京9区の公認内定者、木内孝胤氏の事務所(練馬区)を訪ねた小沢氏は、着くなり厳しく指示を出した。木内氏本人は不在だったが、6人のスタッフが残って打ち合わせ中だったためだ。出されたお茶にも手を付けず、約10分の滞在中、細かく活動内容に注文をつけたという。スタッフの1人は「不意打ちをくらって驚きました」。
東京14区の木村剛司氏の事務所(墨田区)には木村氏の夫人とスタッフ1人がいた。小沢氏は5分程度いて「頑張ってください」と激励したという。
党本部では党都連会長の円より子参院議員とも会談。各選挙区の情勢調査の結果を踏まえ「東京は厳しいぞ。ボーッとしているやつがかなりいる。死にものぐるいでやっているやつは数人いるが、もっとやらないとダメだ」とハッパをかけた。小沢氏は11日には札幌市を訪問するなど、地方行脚を加速させる。
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