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【秦皇島(中国河北省)=牧野田亨】終戦記念日の15日、北京五輪の女子サッカー準々決勝で日本と中国が対戦した。
約3万の客席の9割以上は中国人。中国当局は厳戒で臨んだが、一部が日本人観客の持っていた日の丸の小旗を投げ捨て、暴言を吐くなどトラブルも起きた。
国歌演奏では、先に君が代が流れ、どよめきが起きたが、ほとんど起立したまま演奏を聞いた。瀋陽から来たという王慶民さん(30)は「日中は友達だ。起立するのは当然のこと」と笑った。
中国人観客が平静だったのはここまで。試合が始まり、日本選手にボールが渡るとブーイングが起きた。日本が先制すると、さらに過熱。横浜市の男性会社員(28)は、日の丸の小旗を中国人の男に奪われ、投げ捨てられた。小競り合いとなり、警察官が仲裁に入った。男性らに向かって「小日本(日本のべっ称)を倒せ」と叫び、ボランティアに制止される男もいた。
外交筋によると、日本側は五輪開幕の半年以上前から、中国側に日の丸や君が代にブーイングしないことを強く要請。この日の会場には、拳銃を携帯した制服姿の警察官が巡回し、公安関係者約500人以上が観客席に陣取り、観客の動きを警戒していた。
(2008年8月16日01時02分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/olympic/news/20080816-OYT1T00080.htm
http://www.yomiuri.co.jp/world/olympic/news/20080816-OYT1T00080.htm
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