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 最近、ソウル良才洞にある教育文化会館には、1000席規模の大型映画館で上映される『ポケットモンスター・ミューツーの逆襲』を観るため、休みに入った子供達が押し寄せている。 大人も狙った『風の谷のナウシカ』『人狼』などの日本のアニメ映画も、この冬封切られた。しかし、どの映画館でも韓国のアニメ映画を観ることができない。

 テレビでも同じような状況が見られる。日本のアニメーションが、韓国のアニメ映画視聴率1~3位を占めている。『鉄腕アトム』や『タイガーマスク』『黄金バット』など、父母の世代もよく知る日本のアニメが押し寄せ、力を誇示しているわけだ。

 視聴率1位『ポケットモンスター』(SBS、17.7%)は、説明する必要もない世界的ベストセラー。しかし、日本のアニメはここで終わらず、同じ系統の『デジモン』を作り出した。 2位に入った『デジモンアドベンチャー』(KBS2、17.0%)は、11月に放送が始まったが、2ヵ月で『ポケットモンスター』を凌ぐほど人気が高まった。キム・グァンテKBS外注担当副主幹は「モンスター類のアニメを子供達が好むのは世界的趨勢」と語った。3位『ドラゴンボール』(SBS、14.4%)もやはり日本産。出版物でも既に人気を呼んでいる、アニメ映画の古典だ。

 子供のアニメ映画の視聴率が重要なのは、キャラクター商品を通じ、途方もない産業的効果の上、子供の生活文化まで支配するため。ポケモンは、世界のデパートはもちろん、ディズニーやワーナーブラザーズのおもちゃ屋でも大人気だ。最近では、デジモンのキャラクター商品も登場している。

 現在TVで放映中の20作品近いアニメのうち、国産はおよそ30%。4位の『黒いゴム靴』(KBS2、13.4%)や5位の『幻想の村トポトポ』(KBS2、11.8%)、7位の『白い心のペック』(SBS、10.4%)などが善戦している。特に、KBSの国産アニメに対する愛情と支援が大きな力になっている。

 90年代初め、『飛べ!スーパーボード』といった国産アニメは、ドラマを除けば番組全体の視聴率で1位になるほど競争力があり、『2020ワンダーキディー』などは、外国に販売するために髪の色を黒ではなく赤や青にし、フランスなどで好評を得たこともある。しかし、そんな国産アニメ映画が消えて久しい。

 2002年の日本の放送開放により、今後は子供用アニメだけでなく、成人用番組部門にも日本の攻撃が予想される。我々の子供がアニメ映画を通じて学んだ「日本風」が、成人の番組にまでつながらないよう、アニメ映画の独立プロダクションに対する思い切った投資、海外販売用作品の開発などを今急がなければならない。

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

http://www.chosunonline.com/article/20010117000009
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